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東急ルート封鎖!新ルートやマイル移行手順・やるべきことを完全解説

陸マイラーにとって必須だった「東急ルート」でのマイル交換が、来年の3月をもって封鎖するというお知らせがありました…!

「東急ルート」はポイントサイトで貯めたポイントを、ANAマイルに交換する際に、必ず経由する超重要なルートでした。陸マイラーにとって悲報といえるこの改定に、何か打つ手はあるのでしょうか?新ルートやマイル移行手順、封鎖に関してやるべきことを解説しています。

目次

東急ルート封鎖の事実

2021年10月1日、東急株式会社から発表があり、ドットマネーからTOKYUポイントへの交換が、一部のカードで終了になるということです。その一部のカードの中に、「ANA東急カード」が含まれていました。

「ANA東急カード」は、ポイントサイトで貯めたポイントを、ANAマイルに交換する時に使う重要なカードです。このANA東急カードを使えば、ポイントは75%という高交換レートでANAマイルに交換可能でした。陸マイラーにとっては無くてはならないカードだったと言えます。

東急ポイントの公式サイトをチェックしてみると、以下のように書いてありました。

“ドットマネーからTOKYU POINTへの交換につきまして、昨今の情勢およびご利用状況を鑑み、
2022年4月1日(金)より対象カードを東急カード株式会社発行のTOKYU CARD ClubQ JMB(ゴールドカード含む)、
東急株式会社発行のTOKYU POINT CARD(現金ポイントカード)に変更させていただきます。“
(引用:東急ポイント公式サイトより)

東急ポイントへの交換は2022年3月31までということになります。

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東急ルートが封鎖されたのはなぜ?

お得なルートは目立つため、ANAから規制を受けてしまったと考えられます。昨今の航空業界の不況の影響もあるのかもしれません。

2018年にもソラチカルートの封鎖、2019年にLINEポイントルートの封鎖という規制がありましたね。しかも90%、80%という高交換レートでのルートだったために、がっかりした方も多かったことと思います。しかし陸マイラーとしては、ここで他の手を探さなければなりません。今回の封鎖にともない、他に代替ルートはないのか対策を調べてみました。

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東急ルートに変わる新ルートは?

急遽、東急ルートに変わる新ルートを探して見つけたのが次の二つのルートです。

・JQみずほルート
・ニモカルート

この二つのルートはANAマイルへの交換レートが70%と高変換率です。東急ルートに比べると5%のダウンですが、それでもかなり好条件ですね。

このルートがみずほルートの代替として考えられるので、それぞれの新ルートについて見てみましょう。

新ルート1 JQみずほルートとは?

JQみずほルートは、東急ルートが封鎖された後のメインルートとして使えるルートです。このルートは手続きが少し複雑になりますが、ざっくりとした流れは次のとおりです。

1. 各ポイントサイトで貯めたポイントを「Tポイント」または「Gポイント」に集約
2. 「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」を経由
3. ANAマイルへ交

JQみずほルートの手続きをする際に用意したい物

JQみずほルートを使って、ANAマイルへポイントを交換するために用意するものは、2枚のクレジットカードです。手続きを始める前に用意しておきましょう。

・JQ CARDセゾン
・みずほマイレージクラブカード/ANA

みずほマイレージクラブカード/ANAは、申し込み時にみずほ銀行の普通預金口座を持っている必要があります。カードを申し込む時に、一緒に申し込みができるので、同時に申し込んでおくようにしましょう。

JQ CARDセゾンは初年度の年会費が無料で、翌年からは年に1回の買い物があれば年会費は無料になっているので、実質ほぼ無料でカードを持つことができます。みずほマイレージクラブカード/ANAは年会費が無料です。

カードの申し込みは次の各公式サイトから手続きができます。

JQみずほルートでのマイル移行手順1 ポイントサイトから「Tポイント」または「Gポイント」へ交換

最初に各ポイントサイトでポイントを貯めます。ポイントサイトには次のサイトがあります。

貯めたポイントは、「Tポイント」または「Gポイント」へ交換します。ポイントサイトによって交換できるサイトと、できないサイトがあるので、以下に該当するルートで交換しましょう。

・モッピー、ちょびリッチ、ゲットマネーの3つのポイントサイトは、「Tポイント」もしくは「Gポイント」の両方に直接交換することができるので、どちらかのポイントサイトで交換

・ハピタス、ライフメディア、ポイントインカムのポイントサイトからは、直接「Tポイント」に交換できないため、「Gポイント」で交換/または「ドットマネー」を経由してから「Tポイント」で交換

・ポイントタウンからの交換は「Tポイント」を経由

・ECナビは「Pex」を経由してから「Tポイント」で交換

いずれの交換ルートも交換率100%で交換できます。

「Tポイント」「Gポイント」「Pex」「ドットマネー」の公式サイトは以下からアクセスできます。サイトにアクセスして、アカウントを作っておきましょう。

ポイント交換の手続き方法

ポイント交換の手続きは、各ポイントサイトのメニューにある「ポイント交換」をクリックします。クリックすると、ポイント交換先が選択できるようになっているので、「Tポイント」または「Gポイント」を選択し、ポイント交換をします。

ポイント交換までの日数と手数料は?

各ポイントサイトからTポイントへの交換日数は、最短でリアルタイム、最長で1週間ほどかかります。交換する際は時間に余裕を持って交換するようにしましょう。手数料は無料となっていますが、ポイントインカムからTポイントへ交換する場合は5%の手数料がかかりますので、注意しましょう。

Gポイントへの交換日数は、最短でリアルタイム、最長で4営業日です。手数料は無料です。

ハピタスでの交換例

ハピタスのサイトから、Gポイントへ交換できるので、サイトへアクセスします。

メニューバー右部の「ポイント交換」をクリックして、その中からGポイントを選んで交換申し込みをする。

ハピタス

交換申請後3営業日後にGポイントへ交換されるので、次にGポイントをJRキューポへ交換する。(次項参照)

※ハピタスの場合、ドットマネーへ交換し、ドットマネーをTポイント交換し、TポイントをJRキューポへ交換する方法もありますが、手間と時間がかかるためここでは割愛します。

JQみずほルートでのマイル移行手順2 「Tポイント」「Gポイント」を「JRキューポ」へ交換する

次に「Tポイント」または「Gポイント」へ交換したポイントを「JRキューポ」へ交換します。「JRキューポ」はあまり馴染みが無いサービスかもしれませんが、JR九州のポイントプログラムのことです。JRインターネット列車予約サービスや、クレジットカードJQCARD、ICカードSUGOCA」を利用すると、「JRキューポ」にポイントを貯めることができます。JRキューポでポイントを貯めるには、「JR九州Web会員」のアカウントを作る必要があります。

「Tポイント」から「JRキューポ」への交換と「Gポイント」から「JRキューポ」への交換は、100%で交換できます。

ポイント交換の手続き方法

◇TポイントからJRキューポへ交換する場合

Tポイントのサイトから、JRキューポへ交換できるので、サイトへアクセスします。

サイトに入るとメニューバーのすぐ下に、「もっと貯まる」というメニューがあるので、そこの「Tポイント交換」をクリックし、その中にある「JRキューポ」を選択して、「TポイントからJRキューポに交換する」と書いてあるので、そこをクリックします。

次にログイン画面が出てくるので、ログインして交換したい数を入力すると、ポイントの交換が実施されます。

 

◇GポイントからJRキューポへ交換する場合

Gポイントのサイトから、JRキューポへ交換できるので、サイトへアクセスします。

サイトに入るとメニューバーのすぐ下に、「ポイント交換」というメニューがあるので、そこをクリックし、次ページの左メニューの「Gポイントを交換」をクリックする
その中にある「JRキューポ」を見つけて、「交換する」のボタンををクリックします。

ポイント交換までの日数と手数料は?

「Tポイント」「Gポイント」から「JRキューポ」への交換までの日数ですが、約3日後にポイントが交換されます。手数料はTポイントからだと無料で交換でき、Gポイントからは5%の手数料がかかるので注意しましょう。

しかし安心してください。Gポイントには手数料還元サービスというものがあり、JRキューポへの交換は、このサービスが適用されるので手数料は戻ってきます。対象サービスの利用でポイントを獲得できるので、その分で5%の穴埋めをするというわけですね。そのため、半年に1回はGポイントのサービスを利用するようにしましょう。

JQみずほルートでのマイル移行手順3 「JRキューポ」を「永久不滅ポイント」へ交換

次に、「JRキューポ」を「永久不滅ポイント」へ交換します。「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」へ変換できるのは、「JQ CARDセゾン」だけなので、「JQ CARDセゾン」のクレジットカードは必ず用意しましょう。「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」へは交100%の交換率となります。

ポイント交換の手続き方法

JRキューポ

「JQ九州Web会員サービス」へアクセスします。

サイトの上部のメニューバーに「JRキューポ」と表示されているので、クリックします。「JRキューポ」のサイトに入ったらそこからログインし、「ポイントメニュー」から「提携ポイントに交換」をクリックします。次に「永久不滅ポイントに交換」を選択、さらに「ポイント交換申し込み」をクリックして交換したい数量を記入するとポイントが交換できます。

JRキューポ

通常JRキューポは永久不滅ポイントに交換できませんが、JQ CARD セゾンがあれば交換できるようになります。JQ CARD セゾンを持っていない状態で「提携ポイントに交換」をクリックしても永久不滅ポイント交換が表示されません。

JRキューポ

JQ CARD セゾンがあれば他のセゾンカードはいらないという印象がありますが、実際はJRキューポの交換画面に以下の注意書きがあります。永久不滅ポイント対象カードを別途所持していないと交換後の永久不滅ポイントを使用することができないので注意して下さい。

「株式会社クレディセゾンが発行する永久不滅ポイント対象カードを別途所持していない方は、交換後の永久不滅ポイントを使用することが出来ません。」

ポイント交換までの日数と手数料は?

「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換は、1日から2日です。手数料は無料です。
「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」へは相互に等価交換でき、貯めたポイントは有効期限が無くそのまま貯めておくことができるので、その名のとおりまさに「永久不滅」ですねw

JQみずほルートでのマイル移行手順4 「永久不滅ポイント」を「ANAマイル」へ交換

次はいよいよ最終ステップになります。「永久不滅ポイント」を「ANAマイル」へ交換しましょう。注意する点は、この時の交換レートは60%なのですが、「みずほマイレージクラブ/ANA」のカードを使うことで、交換レートを70%に上げることができます。そのためこのルートでは「みずほマイレージクラブ/ANA」カードの携帯が必須になります。

ポイント交換の手続き方法

ポイント交換の手続きを始める前に、準備として「JQ CARDセゾン」を「ネットアンサー」に登録しておきます。同様に「みずほマイレージクラブカード/ANA」を「アットユーネット」に登録し、「IDおまとめ設定」を設定しておきましょう。こうしておくことでお互いの「永久不滅ポイント」を紐付けることができるので、設定はセゾンカード公式サイトから忘れずに行っておきましょう。

サイトに入ったら、トップメニューに「Netアンサー」という項目があるので、そこをクリックしてログインします。ログインをしたらカードを選択する場所があるので、「みずほマイレージクラブ/ANA」を選択します。

次にメニューの「ポイントを使う」をクリックし、「カード限定アイテム」から「ANAマイレージクラブ」を選びます。交換数量を入力すれば手続きは終わりです。

 

※みずほマイレージクラブカード/ANA限定、カード限定アイテムをしっかり選択して下さい。選択していないとANAマイル600マイル/200ポイントとなってしまい交換率が60%で10%も損してしまうので、交換前にしっかり確認することをおススメします。

ポイント交換までの日数と手数料は?

ポイント交換までの日数は3週間から8週間となっています。ポイント交換は毎月月末締めで、翌月の20日頃に反映されます。手数料は無料です。

マイルが反映されるまで日にちがかかるので、マイルを使う予定の方は早めに手続きをするようにしましょう。
以上がみずほルートでの手続きになります。少し複雑で戸惑ったかもしれませんが、一度手順を踏めば次からはスムーズにできると思います。

新ルート2 ニモカルートとは?

次にもう一つのルートである、ニモカルートでの手続き方法を解説します。ニモカルートの流れは次の通りです。

1. 各ポイントサイトで集めたポイントを「Gポイント」または「Pex」へ集約
2. ニモカ(nimoca)経由でANAマイルへ変換

このルートは、シンプルで分かりやすいので、本来ならば一番におすすめしたいところですが、大きな弱点があります。それは九州か函館の、交換機を利用する必要があるということです。年に一回でも九州や北海道に行ける方にはおすすめですが、それ以外の方はハードルが高いルートになっています。九州や函館に居住している方や、出張などでそちらに行くという方には迷わずおすすめです。

ニモカルートの手続きをする際に用意したい物

ニモカルートを利用して、ANAマイルへ交換する手続きをする場合は「ANA VISA nimocaカード」を発行する必要があります。ニモカルートを使って、ANAマイルへの交換を行いたい方は用意しておきましょう。カードの利用については、初年度は無料で翌年以降は年会費が2,200円必要です。

ニモカルートでのマイル移行手順1 ポイントサイトから「Gポイント」または「Pex」へ交換する

それではここからは具体的に、みずほルートでANAマイルへ交換する流れを説明していきましょう。
まずは各ポイントサイトでポイントを貯めます。ポイントサイトは次のサイトがあります。

・ハピタス
・モッピー
・ちょびリッチ
・ライフメディア
・ゲットマネー
・ポイントインカム
・ポイントタウン
・ECナビ

ポイントが貯まったら、各ポイントサイトから「Gポイント」または「Pex」へポイントを交換します。「Gポイント」への交換ですが、「ポイントタウン」と「ECナビ」は対応していないので、注意しましょう。「Pex」への交換は上記すべてのポイントサイトで行うことができます。「Gポイント」「Pex」への交換率は100%です。

ポイント交換の手続き方法

ポイントサイトから「Gポイント」または「Pex」への交換は、各ポイントサイトへログインします。メニューから「ポイント交換」を選択し、ポイントの交換先として「Gポイント」もしくは「Pex」を選択します。ポイント交換したい数量を記入すると、ポイント交換が実施されます。

ポイント交換までの日数と手数料は?

各ポイントサイトから「Gポイント」への日数は最短でリアルタイム、最長で4営業日かかります。手数料は無料です。また「Pex」へのポイント交換の日数は、最短でリアルタイム、最長で4営業日です。手数料は無料です。

ニモカルートでのマイル移行手順2 「Gポイント」「Pex」を「nimocaポイント」へ交換する

次に「Gポイント」「Pex」を「nimocaポイント」へ交換します。「nimocaポイント」への交換率は100%です。Nimocaというのは、西日本鉄道の子会社である、株式会社ニモカが発行しているICカード乗車券です。九州地方を中心としているため、九州以外の地域の方にはあまり馴染みがないかもしれませんね。

ポイント交換の手続き方法

こちらの手続きも、手順はシンプルです。「Gポイント」または「Pex」のサイトにログインし、メニューから「ポイント交換」を選択します。次にポイント交換先として、「nimocaポイント」を選択し、交換したいポイント数量を記載します。

ポイント交換までの日数と手数料は?

ポイント交換までの日数は、「Gポイント」が1日か2営業日での交換になり、手数料は無料です。「Pex」を利用した場合は、月末締めで交換日が15日から30日かかります。手数料は無料です。早く交換したい方は「Gポイント」を利用した方が良いでしょう。

ニモカルートでのマイル移行手順3 「nimocaポイント」を「ANAマイル」へ交換する

それでは最後のステップで、「nimocaポイント」を「ANAマイル」へ交換する手続きを取りましょう。ここで一つ注意しなければならないのは、ANAマイルへの移行は、「交換機」を使わなければいけないということです。

Web上で手続きができないため、九州地区や函館以外の方は手続きが難しいでしょう。逆に九州地区や函館に住んでいる方は、簡単な手続きでANAマイルへ交換することができます。「Nimoca」ポイントから「ANAマイル」への交換率は70%です。

ポイント交換の手続き方法

交換機にカードを差し込みます。メニューから「ポイント交換」を選択し、交換したいポイント数を入力したらポイント交換ができます。

ポイント交換の日数と手数料は?

ANAマイルへのポイント交換にかかる日数は、約1週間です。手数料は無料です。

東急ルートが封鎖される前にやるべきこととは?

2022年3月31日で封鎖されるのは、「ドットマネー」から「東急ポイント」の部分だけです。ということは2022年4月1日以降も、「東急ポイント」から「ANAマイル」への交換は今までと同じく交換ができます。

そのため2022年の3月31日までにできるだけたくさんポイントを貯めて、「東急ポイント」にポイントを集めておくと良いでしょう。また「ドットマネー」から「東急ポイント」への交換は2月中にすませておくのがベストです。3月に入ると手続きが混雑し、トラブルが起こらないとも限らないので、早めに手続きを済ませておくようにしましょう。

東急ルート封鎖!ルートの代替案とやるべきこと・まとめ

来年の3月31日をもって封鎖される東急ルートですが、その他の代替ルートとして「みずほルート」「ニモカルート」があげられます。どちらも70%の高交換レートでANAマイルへの交換が可能ですが、「ニモカルート」は交換機が必要なため、利用できる方は一部の方に限られます。

「みずほルート」が本命ですが、手順が多いために少し手続きが複雑に感じるかもしれません。慣れてしまえば手続きがスムーズにできますので、ぜひ新しいルートでもANAマイルへの交換を挑戦してみましょう。

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