2020年8月になっても依然としてコロナウイルスが猛威をふるっています。
JAL、ANA共に国内線は便数を減らして運行しています。国際線に関してはほぼ飛行機が飛んでいない状況が続いています。
そんな中、成田空港に行く機会があったので(7月30日)、国際線メインの第2ターミナルが今どうなっているのかを調査してきました。
すると予想通り人がいない閑散とした空港と予想外のJAL職員さんが書いたメッセージカードを見つけました。
■Youtubeでも動画UPしています
成田空港第2ターミナルの様子
京成線直結エリアのファミリーマートやドトール、ドラッグストアなどは営業していました。国際線がほとんど飛んでいないので海外旅行用のレンタルWIFIカウンターは営業していません。
第3ターミナルの国内線が運行しているので、人は少ないですがこのフロアと到着フロアにはちらほら利用客がいました。それでもこのように閑散としています。
フライトインフォメーションを確認してもほとんどの便が欠航しているのがわかります。自分が成田空港第2ターミナルに訪れた際、エアマカオのマカオ行き、キャセイパシフィックの香港行き、エミレーツ航空のドバイ行きの3便だけ運行していました。
3便は運行しているのを確認しましたが、このように空港内にはほとんど利用者はいません。利用者よりも航空会社や空港の職員の方が多いです。
現在利用客がほとんどいないので、このタイミングで自動チェックイン機のメンテナンスや整備をしている作業員の方も良く目にしました。
フライトの本数が少ないので、保安検査所も第2ターミナルで1つだけしか開いていませんでした。保安検査所の空港職員さんはフェイスシールドとビニール手袋を着用していました。
チェックインカウンターは営業していませんでしたが、カウンターにはしっかりとビニールカーテンが張られています。
成田空港内にはソーシャルディスタンスの案内板やアルコール除菌がいたるところに設置されています。現在空港内はガラガラなので、自然とソーシャルディスタンスになっています(笑)
電子案内板には成田空港がコロナウイルス・感染症対策で実際に行っていることが紹介されています。
エアポートモールフロアの店舗もほとんどのお店が休業中となっています。飲食店など営業している店舗もありましたが、全体の1割程度と言ったところです。その飲食店も空港職員の方が利用されており、空港利用者はここでもほとんど見当たりません。
見学デッキも閉鎖されていて、デッキに出ることができません。
2020年東京オリンピックオフィシャルショップは商品が全て撤去されて、店舗も網がかけられていました。オリンピックも延期になり、来年も開催されるかは正直微妙なところだと思います。本当なら今頃はオリンピックが開催されていて、たくさんの外国の方が成田空港を利用していたのだと思うと寂しくなります。
到着フロアの到着ゲート前もこのようにガランとしています。いつもならひっきりなしに到着ゲートからたくさんの人が到着フロアに流れ込み、出迎えの人とハグをしたり、ツアーの人を探したりなんていうちょっとした人間ドラマが見られるのにそれがウソのような静けさです。
このように成田空港第2ターミナル閑散としており、静寂と寂しさに包まれています。
スポンサーリンク日本航空JALの職員さんのメッセージ
成田空港第2ターミナルはJALがメインのターミナルになっています。そんな第2ターミナルの出発フロアで「SKY AGAIN ー再び空へー」というメッセージボードを見つけました。
そこにはJALの職員さんの熱く、心のこもったメッセージがたくさん貼られていました。
「お客様が安心して搭乗してくれる様 一機、一機、魂をいれて整備してます。搭乗をお待ちしております」
「お客さまが安心して空の旅を楽しめるようにしっかりと整備していきます。いつか窓から手を振って頂ける日を楽しみにしています。一緒に頑張りましょう!!」
そんなJAL職員さんのハートのこもったメッセージを読んでいたら思わずじ~んとこみ上げてくるものがありました。
スポンサーリンクまとめ
2020年7月30日現在、成田空港第2ターミナルは閑散としており、出発フロアのエアポートモールの店舗もほとんどのお店が休業中となっています。
昨年はほぼ毎月成田空港に来ていましたが、今までにこんなに人がいない寂しい成田空港第2ターミナルは見たことがありません。空港や飛行機、旅行が好きな人にとって今の現状はとても辛く感じます。
コロナウイルスで多くの人が影響を受けていますが、航空業界で働かれている人たちの影響は計り知れません。それでも現場で働くJAL職員の人たちのメッセージはJALと職員さんを応援したくなるし、自分も頑張らないとと思わせてくれました。